ばらかもん 1巻目/電子書籍情報タイトル:ばらかもん 1巻 出版社:スクウェア・エニックス ばらかもん1巻のあらすじ・感想/電子書籍若い書道家が五島列島で暮らし、住民たちとの生活の中で書道家として成長を遂げていく様子を描いた漫画“ばらかもん”。 1巻は、書道家の“半田清舟”(通称 先生)が、受賞パーティーで展示館の“館長”を殴ってしまったことをきっかけに、都会から五島列島にやってくるところから始まります。
引っ越してきたばかりの“先生”の手伝いをするべく、続々と先生宅に集まる住民たち。そして先生宅に事あるごとに居座る子どもたち。そんな親切でありつつも自由すぎる住民たちに振り回される、都会人の“先生”。こんな面白みもあり、温かみもあるストーリーが展開されます。
そんな1巻の見どころ。 まず1つ目は、“先生”が本気で楽しんで字を書くシーン。 “館長”を殴ってしまった原因ともなる、館長の「平凡という壁を乗り越えようとしたか?」という言葉。 島の防波堤を越えて見た夕日をきっかけに、その言葉と改めて向き合います。 そして、その気持ちを胸に、暴れるように巨大な字を書きます。しかも笑いながら・・・ このシーンは、どうやって自分の殻を壊して行くかを考えさせられます。
そしてもう一つは、住民の“ヒロシ”が“先生”の努力を知ったシーン。 “ヒロシ”は通知表オール3の平凡を絵に描いたような高校3年生。自分が平凡であることを悩んでいるときに、“先生”が練習で書いた大量の字を見つけます。その時に才能とはなんなのか、なぜ自分が平凡なのか。その答えを見つけます。 このシーンでも、自分を変えるきっかけを与えてくれそうなシーンになっています。
こんな感じで、島ののんびりとした雰囲気や住民たちとの掛け合い(“先生に”とっては戦い)で笑えるところもあり、なにか少し考えさせられるところもあり、といった内容になっています。
ただ一番の見どころは、住民たちに負けないくらいの、“先生”の変人さです。 |
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ばらかもんは、ガンガンONLINEで連載されているヨシノサツキの漫画作品。
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